どうもガードマンNAKKI(@nakki0109)です。
運命の悪戯で僕は今警備会社で警備員として働いています。
やってみてわかりましたが…いや、やる前から何となくわかってましたが警備員って社会的地位が低いというか立場が弱いというかそんなところあります。底辺の職なんて言われたりします。
時には命を脅かすような危険な現場で仕事をすることもあるのになぜそんなにも偏見を持たれているのか?
ということで今回は警備員が底辺と言われる原因を考えてみました。
あくまで個人的な意見です。
暇そう楽そうに見える
警備員は事件や事故が起こる可能性がある場所が主な仕事場です。でもそうそう事件や事故なんて起こりませんよね。
何も起こらなければただ立っているだけの存在です。はたから見ればそれは楽そうに暇そうに見えるでしょう。
立ってるだけで給料貰えていいなぁとか言われたりもしますが、警備員がバタバタしてるということは何か起こりそう、もしくは起こったということです。
そして何か起こった場合、最も危険なのが警備員です。
立ってるだけなのは何も起こらなかった証拠であり、立っていたから何も起こらなかったとも言えます。なにより好きで立っているわけではなく、それが依頼された業務だから立っているのです。
現場によっては必要なさそうな場所もありますし、「こんなところ警備員要らないじゃん」と思うこともありますが自治体の条例などで警備員の配置は義務付けられているのです。
権限がない
警備員は警察と違って何の権限も持っていません。あくまで「お願いする」「協力してもらう」スタンスです。
だから協力をお願いして怒られても無視されても何もできません。そのくせ何かあれば警備員のせいにされます。
困ったもんです。
何かしら権限があれば少しは違うと思いますが、それはそれで問題が起こるでしょうね。
誰でもなれる敷居の低さ
定年後に再就職する人も多い業種なので年配の人も多く、仕事レベルが低い人が多いのも事実です。
やはり判断力なども鈍いですし「ガードマンにガードマンがいる」とか言われる人もいます。
そこまで年配でなく警備員のキャリアが長い人もいわゆる「社会不適応者」が多く、仕事はできるけど監督や作業員とまともに話せない人や楽な現場しか行かない人、いかにサボるか、休憩を長くとるかばかりを考えてる人など使えない人も多いです。
そういった人はハナから楽して給料貰えればいいという考えで警備員をやっているので、向上心もないです。
これらは全て「誰でもなれる職業」という敷居の低さが原因だと思います。
向上心も技術も知識もなくてもできる仕事であるということも問題です。
悪い偏見の悪循環
上でも述べましたが義務だから仕方なく配置してる場合も多いので現場の監督や作業員の扱いが悪かったり、相手にされないこともあります。そんな光景を見た人がまた偏見を持つという悪循環も原因だと思います。
監督と作業員は現場まで車で来るのに警備員は車通勤NGだったり、現場監督が作業員に飲み物を買ってきたりすることがあっても警備員にはなかったりします。
車もないので警備員はその辺に座り込んで昼休憩をとることもあります。そんな姿を一般の人が見るとまた偏見を持ちます。
僕は見栄えが悪いのでそんなことしませんが。
警備員本人も見られて恥ずかしい、みっともない行動は控えるべきです。
まとめ
いくつか原因だと思うものを挙げましたが1番の原因は警備員本人も自覚していることです。
そしてそんな環境を受け入れていること。
警備業は立派な職業だと思うけど立派に見えないのは警備員自体に問題があると思います。
みんなが清潔感のある服装で毅然とした態度で誇りを持って仕事をすれば周りから見る目も変わってくると思います。
立ってるだけでもダルそうに立ってるのとビシッと立ってるのでは印象も違います。
警備会社のお偉いさんにはそうゆうところから改善していって欲しいものです。
愚痴っぽくなっちゃいましたがそんな感じです。
以上NAKKI(@nakki0109)でした。