ヴェポライザーとは?使い方から選び方まで徹底解説!

どうもNAKKI(@nakki0109)です。

度重なる値上げでタバコを辞めようと考えている人もいると思います。

そんな世の喫煙者に朗報です。

従来の「紙巻きたばこ」や「加熱式タバコ」と比べ、タバコ代が1/3以下、使い方によっては1/5以下になる加熱式タバコが日本でも注目され始めています。

それが第4世代の加熱式タバコと呼ばれている「ヴェポライザー」です。

断言します、iQOSやglo、プルームテックはもう古いです。

これからは同じ加熱式タバコでありながら、圧倒的なランニングコストを誇るヴェポライザーが主役になります。

ということで今回は第4世代たばこと言われる「ヴェポライザー」について詳しく解説していきます。

ヴェポライザーとは

ヴェポライザーは電気などを使って「シャグ」というタバコの葉っぱを高温(200度前後)にあたため、蒸発した成分を吸う器具のことを言います。

難しく書きましたが要はiQOS、glo、プルームテックと同じで、加熱式タバコに属します。

燃やさないのでタールや一酸化炭素などの毒素が発生しにくい、もしくは全く発生しないと言われており、紙巻きたばこに比べて体への健康被害が少ないとされています。

このへんのことはヴェポライザーの健康被害について考えてみたのページで解説しています。

もともとは欧米で患者さんにハーブなどを処方する際、燃やすと有害物質が発生してしまうため、有用な成分のみを抽出し有害な成分は取り除くことを目的に開発された医療用の製品だそうです。

欧米では燃焼させるより喉や肺に害が少ない安全な喫煙具として数年前からブームになっています。

他の加熱式タバコとの決定的な違いは、専用のヒートスティックやカートリッジはなく、シャグ(タバコ葉)を使用するということと、スペック・形状・価格などの種類が豊富であるということです。

ヴェポライザーの使い方

ヴェポライザーは手巻きタバコで使われるシャグというタバコの葉っぱをチャンバーという部分に詰め込んで使います。

シャグを詰めたら電源を入れ、加熱されるまで待ちます。

待ち時間は機種により違いますが概ね30秒前後です。

加熱が完了したらドリップチップ(マウスピースや吸い口ともいう口を付けて蒸気を吸うところ)から普通のタバコ同様に喫煙するだけです。

吸える時間も使用するヴェポライザーによって違いますが、大体5分~7分程度で自動的に電源が切れるようになっています。

「シャグを使用する」という以外は基本的にiQOSなどと使い方は同じですが、ヴェポライザーは温度調節が可能です。

加熱する温度によって味わいやキック感が変化するので、吸ってみてきついようなら設定温度を下げたり、軽ければ上げたりすることも可能です。

詰めるシャグの量も関係してくるので「温度」「シャグの量」をいい感じに調節してください。

ヴェポライザーのメリット

  • 燃やさないので一酸化炭素やタールなどの有害物質を含む煙少ない、または発生しない。(と言われている)
  • 寝タバコなどによる火災の心配がない。
  • タバコの匂いがつかない
  • 灰が出ない
  • タバコ代が節約になる

火を使わないので火種が落ちてしまい服や車の座席に穴があいてしまったり、寝タバコが原因で火災が起きるといった心配もありません。

灰も出ないので灰皿も必要ありませんし、煙に見えるものも蒸気なのでタバコ臭くなることもないです。

といいことだらけなんですが、ほとんどが別にiQOSなどと一緒じゃんってなっちゃいますよね。

僕がヴェポライザーをおすすめする1番の理由は、上記のメリットの中でも一番最後のタバコ代が節約できるということです。

そりゃもう圧倒的に

コストパフォーマンスが素晴らしい!!

です。

その理由を説明していきます。

先ほども説明しましたがヴェポライザーはシャグというタバコの葉っぱを詰めて使います。

ヴェポライザーによってチャンバーの大きさが違うのでハッキリとは言えませんが、1回に詰める量は大体0.5グラムほどです。

シャグの価格は銘柄で前後しますが、僕が愛用しているもので1袋40グラム入りで900円くらいです。(約タバコ2箱分)

ということは毎回0.5g使ったとしても80本分、市販のタバコに換算すると4箱分になります。

900円=4箱なので約半分の金額です。

更に一度葉っぱを詰めたら、1回吸ったら終わりではなく2、3度吸うことができるのです。

個人的には3回目は多少薄く感じることがありますが、2回目なら温度設定を上げて吸えば1回目と変わらないタバコ感を味わえます。

毎回2回吸うと仮定すれば更に半分の金額で済むので普通のタバコの4分の1程度になります。

3回吸うなら…詰める量が0.3gなら…1/5どころではなくなる可能性もありますね。

とんでもないコスパです。最強です。

ヴェポライザーのデメリット

ここで終われば言うことないんですが、いくつか欠点もあります。

ここからは僕が実際に使って感じたデメリットを紹介します。

  1. タバコに比べ煙(ミスト)が少ない
  2. メンテナンス(掃除)が必要
  3. バッテリーが持たない
  4. シャグの入手・加湿が面倒

下記の記事では紙巻きたばこと比較した際のデメリットについて書いています。

ヴェポライザーを市販のタバコと比較した時のデメリット ヴェポライザーを市販のタバコと比較した時のデメリット

一言で言えば「面倒」です。

タバコに比べ煙(ミスト)が少ない

人によってはメリットに感じるかもしれませんが、が少ないです。

「煙」と表現しましたが、正確にはシャグに含まれた水分が熱せられて発生した「蒸気」です。

実際に体験してみるとわかりますが、吐き出す時の煙の量って満足感を味わう上でかなり重要です。

ミストの元となっているのはシャグに含まれる水分なので、シャグを詰めるときにグリセリンやリキッドを数滴垂らすことでミストの量は増やすことができます。

しかし、垂らしすぎると故障の原因になるしチャンバー内が汚れやすくなるので、あくまで自己責任で行ってください。

余談ですが冬ってタバコが美味しく感じたりしませんか?

それって寒いから吐く息と合わさって煙の量が増えるからだと僕は思ってます。

メンテナンス(掃除)が必要

電子タバコや加熱式タバコ全般に言えることですが、本体は繰り返し使うので紙タバコと違い「吸ってポイッ」ってわけにはいきません。

使用すれば当然汚れてくるので掃除が必要です。

ヴェポライザーも色んな形状のものがあるので「掃除の楽さ」は異なりますが、吸って捨てるだけの紙巻きたばこに比べたら多少煩わしさは感じると思います。

バッテリーの持ちが悪い

機種や設定温度など使い方にもよりますが、大体タバコ10本前後でバッテリーが切れてしまいます。

10本分も持たない機種もあるし、バッテリーが劣化してくればもっと減ることもあります。

僕の知る限りでは、フル充電でもタバコ1箱分(20本)吸えるような大容量バッテリーを搭載したヴェポライザーは現在のところ存在しないです。

また、ほとんどの機種がパススルーに対応していないので充電しながら喫煙することができません。

なので外出時はバッテリー一体型であればモバイルバッテリーが、電池交換式であればモバイルバッテリーか予備の電池、もしくは両方を常に持ち歩き、未使用時はこまめに充電しておく必要があります。

ヴェポライザー愛用者が手巻きタバコを作れると得られる3つのメリット記事でも書きましたが、手巻きタバコを巻けるようにしておくとバッテリーが切れてもタバコが吸えるので安心です。

面倒ではありますが…。

シャグの入手・加湿が面倒

シャグはコンビニやスーパー等で売っていないのでタバコ屋か通販での購入になります。

僕は見たことないですがドンキホーテでも売っているらしいです。

切らしてしまうと当然吸えませんので余裕を持って持ち歩くことをおすすめします。

最悪切らしてしまった場合は紙巻きタバコやアイコスのヒートスティックを詰めて吸うこともできるものもありますが個人の感想としては美味しくないのでおすすめしません。

そしてシャグは開封すると日を追うごとに乾燥していきます。

乾燥すると煙(ミスト)の量が減るだけならまだ許せますが、味も落ちるし喉がイガイガするしで美味しくないどころかマズイです。

なので加湿して保管しておく必要があります。

加湿方法に関しては面倒くさがりな僕がやっている簡単な方法をシャグを加湿する方法。ヒュミストーンを使うのが簡単だよのページで紹介しています。

ヴェポライザーの選び方

ヴェポライザーには様々な種類があるので「使ってみよう」と思ってみたものの、どれを選んだら良いか悩んでしまうこともあると思います。

ということでここからは「選び方」についてです。

ヴェポライザーの加熱方式で選ぶ

ヴェポライザーには大きく分けて2種類の加熱方式があります。

  • コンダクション(熱伝導)方式:チャンバーを直接加熱してあたためる
  • コンダクション(熱対流)方式:チャンバーに熱風を送り込み循環させてあたためる

それぞれの特徴は以下のとおりです。

コンダクション方式の特徴

  • マイルドな味わい
  • 燻したような香り
  • チャンバーが汚れやすい
  • 安価なヴェポライザーに多い

コンベクション方式の特徴

  • クリアな味わい
  • 喉へのキックが強い
  • チャンバーが汚れにくい
  • 高価なヴェポライザーが多い

また、最近では両方のヒーターを搭載して両者の特徴を併せ持った「ハイブリッド」と呼ばれるものも出てきています。

一概にどれが良いとは断言できませんが、ハイブリッドタイプは価格も高いものが多く、どちらかといえば上級者向けなので、まずはコンダクションかコンベクションのヴェポライザーから始めてみることをおすすめします。

 チャンバーの材質で選ぶ

チャンバーの材質は主にステンレスセラミックです。

蒸気の味に影響を与えることがほとんどないため、セラミックチャンバーのほうが味がクリアで美味しいです。

最新のヴェポライザーは多くがセラミックを採用しているのでそこまで気にする必要もないですが、一応確認しておいたほうが良いです。

バッテリー(電池)で選ぶ

外出時の使用がメインならバッテリー容量は2000mAh以上、もしくは電池交換式のもの選びましょう。

使用頻度や設定温度、機種によっては消耗が激しかったりとバッテリーが持たないことがあります。

モバイルバッテリーを持ち歩くことで対応できますが、ほとんどの機種がパススルー非対応なので充電しながら使用することはできません。

なので予備の電池を数本持ち歩くほうが荷物も少なくて済みますし、チマチマ充電する手間も省けるので「大容量」もしくは「バッテリー交換式」のヴェポライザーをおすすめします。

バッテリー交換式のおすすめ機種

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ヴェポライザーの価格で選ぶ

価格帯も数千円~数万円と幅広いですが、初めからあまり高価な機種は避けたほうが良いと個人的には思います。

価格が高めのコンベクションやハイブリッドのヴェポライザーが良さそうに思われがちですが、一概にそうとも言えませんし、加熱方式が同じでも機種によって味や風味の出方も違います

そもそも紙巻きタバコとは喫味も異なるのでどうしても合わない、慣れない可能性もあります。

必ずしも高いほうが美味いとは限らないので、初めは数千円~1万円前後の機種で試してみることをおすすめします。

最新の機種情報が知りたい時は売れ筋の人気ヴェポライザーがランキング形式でひと目でわかる、日本最大級のヴェポライザー専門ショッピングサイト【VAPONAVI】が参考になりますよ。

トップページにランキングが掲載されていて人気機種が一発でわかりますし、購入者のレビューも公開されています。専門店だけあって大手通販サイトでは扱っていない機種も多数取り扱ってますよ

僕の独断と偏見により決定したヴェポライザーランキング【2019年】最新のヴェポライザーランキングTOP5もぜひご覧下さい。

ヴェポライザーに合うシャグ

ヴェポライザーライフを満喫する上で重要なのが「シャグ」ですが、こちらもどれが良いのか悩んでしまいます。

紙巻き同様に好みがあるのでハッキリと「これがいい」とは言えませんが、僕が実際に試して美味しかったシャグヴェポライザーに合うおすすめのシャグを実際に試した中からご紹介のページで紹介しています。

愛用者も多い人気のシャグばかりなので是非参考にしてみてください。

まとめ 「コスパ最強」

第4世代タバコ「ヴェポライザー」の紹介でした。

定期的に掃除をしたり充電をしたりと多少面倒なことが増えますが、それを考慮しても有り余るほど圧倒的にコスパ最強なんでおすすめです。

僕がヴェポライザーにした理由もその1点です。

本体価格も機種により様々ですが、安価なものなら3千円程度で買えます。

僕は約1万円の「WEECKE FENIX」というヴェポライザーを愛用してましたが、月々のタバコ代が大幅に削減されたので1ヶ月で元が取れました

ちなみに今はグレードアップ版のWEECKE FENIX+を愛用しています。[itemlink post_id=”3979″]

マジでおすすめですよ、レビューも書いてます。

多くの人にこの圧倒的コストパフォーマンスを体験してほしいので、興味が沸いた人はぜひ自分に合うヴェポライザーを探してみてください。

ではこのへんで、NAKKI(@nakki0109)でした。

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